レジンアクセサリーの作り方入門【初心者向け】!
レジンアクセサリーとは、レジンという透明な樹脂を使って、自分の好きな形や色、素材を組み合わせて作るアクセサリーのことです。
レジンアクセサリーは、100均やネットで手に入る材料で簡単に作ることができます。
また、レジンアクセサリーは、自分だけのオリジナル作品を作ることができるので、自分用にはもちろん、プレゼントや販売にも最適です。
この記事では、レジンアクセサリーの作り方を初心者向けに分かりやすく解説します。
レジンアクセサリーの作り方は、大きく分けて以下の5つのステップになります。
それでは、それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
1. 必要な道具や材料を揃える
レジンアクセサリーを作るには、以下のような道具や材料が必要です。
- レジン液
レジンアクセサリーの主な材料です。レジン液には、主に2種類あります。
一つは、A液とB液を混ぜて使う2液性レジンです。
2液性レジンは、量や比率を正確に計る必要がありますが、硬化時間が短く、コスパが良いです。
もう一つは、紫外線に当てると硬化するUVレジンです。
UVレジンは、紫外線に当てるだけで硬化するので、作業が簡単ですが、硬化時間が長く、価格が高いです。 - 型
レジン液を流し込んで、アクセサリーの形を作るための型です。
型には、シリコンやプラスチックなどの素材があります。
シリコンの型は、柔らかくて取り外しやすいですが、傷つきやすいです。
プラスチックの型は、硬くて丈夫ですが、取り外しにくいです。
型には、様々な形やサイズがあります。
自分の好きな型を選ぶか、自分で型を作ることもできます。 - 着色剤
レジン液に色を付けるための着色剤です。
着色剤には、レジン専用のものや、アイシャドウやネイルポリッシュなどの化粧品、絵の具やクレヨンなどの文房具などがあります。
着色剤は、少量ずつ加えて、自分の好きな色に調整します。 - 封入素材
レジン液に混ぜたり、型に入れたりして、アクセサリーにデザインや質感を加えるための素材です。
封入素材には、ドライフラワーや押し花、パールやラメ、ビーズやチャーム、写真やイラストなどがあります。
封入素材は、自分の好きなものを選ぶか、自分で作ることもできます。 - 仕上げ剤
レジンアクセサリーの表面を整えたり、光沢や保護を与えたりするための剤です。
仕上げ剤には、レジン専用のものや、ネイルトップコートやクリアスプレーなどがあります。
仕上げ剤は、レジンアクセサリーが完全に硬化した後に、塗ったり吹き付けたりします。 - 道具
レジンアクセサリーを作る際に使う道具です。
道具には、計量カップやスポイト、スティックやピンセット、UVライトやヒートガン、カッターややすり、ピアスやチェーンなどがあります。道具は、100均やネットで手に入ります。
以上が、レジンアクセサリーを作るために必要な道具や材料です。
これらを揃えたら、次のステップに進みましょう。
2. レジン液を準備する
レジン液を準備するには、以下のような手順になります。
- 2液性レジンの場合
A液とB液を計量カップやスポイトで正確に量ります。
一般的には、A液とB液の比率は1:1ですが、商品によって異なる場合がありますので、必ず説明書を確認してください。
A液とB液を別々の容器に入れたら、新しい容器に移し替えて、スティックでよく混ぜます。
混ぜるときは、空気が入らないように注意してください。
混ぜたら、しばらく置いて、気泡が上がってきたら、ピンセットや爪楊枝で取り除きます。 - UVレジンの場合
UVレジンは、紫外線に当てると硬化するので、直射日光やUVライトの届かない場所で作業します。
UVレジンは、開封後に劣化する可能性があるので、使い切りタイプや小さめの容器を選ぶと良いでしょう。
UVレジンは、容器から直接型に流し込んだり、スポイトやスティックで適量取り出したりします。取り出したら、すぐに型に流し込んでください。
以上が、レジン液を準備する方法です。次に、レジン液に色や素材を混ぜる方法について見ていきましょう。
3. レジン液に色や素材を混ぜる
レジン液に色や素材を混ぜるには、以下のような手順になります。
- 色を付ける場合
レジン液に着色剤を少量ずつ加えて、スティックでよく混ぜます。
色の濃さやトーンは、自分の好みに合わせて調整します。色を混ぜるときは、別の容器に移し替えてから行うと良いでしょう。
色を混ぜたら、気泡が上がってきたら、ピンセットや爪楊枝で取り除きます。 - 素材を混ぜる場合
レジン液に封入素材を入れて、スティックで軽く混ぜます。素材の量や位置は、自分の好みに合わせて調整します。
素材を混ぜるときは、型に流し込む直前に行うと良いでしょう。
素材を混ぜたら、気泡が上がってきたら、ピンセットや爪楊枝で取り除きます。
以上が、レジン液に色や素材を混ぜる方法です。次に、レジン液を型に流す方法について見ていきましょう。
4. レジン液を型に流す
レジン液を型に流すには、以下のような手順になります。
- 型を準備する
型は、清潔で乾燥した状態にしておきます。
型に汚れやほこりがあると、レジンアクセサリーに影響が出る可能性があります。
型には、型離れ剤やワセリンなどを塗っておくと、レジンアクセサリーが取り外しやすくなります。 - レジン液を流す
レジン液を型に流し込みます。
レジン液は、型の縁まで満たさないように注意してください。
レジン液が溢れると、型が変形したり、レジンアクセサリーが割れたりする可能性があります。
レジン液を流したら、気泡が上がってきたら、ピンセットや爪楊枝で取り除きます。 - 素材を入れる
レジン液に封入素材を入れたい場合は、レジン液を流した後に行います。
封入素材は、ピンセットや爪楊枝などで型に入れて、レジン液に埋め込みます。
封入素材の位置や角度は、自分の好みに合わせて調整します。
封入素材を入れたら、気泡が上がってきたら、ピンセットや爪楊枝で取り除きます。
以上が、レジン液を型に流す方法です。次に、レジン液を硬化させる方法について見ていきましょう。
5. レジン液を硬化させる
レジン液を硬化させるには、以下のような手順になります。
- 2液性レジンの場合
2液性レジンは、室温で自然に硬化します。
レジン液を型に流したら、型を平らで安定した場所に置いておきます。
硬化時間は、商品によって異なりますが、一般的には、数時間から数日かかります。
硬化時間は、レジン液の量や温度、湿度などに影響されます。
硬化時間が短いと、レジンアクセサリーが柔らかくなったり、ひび割れたりする可能性があります。
硬化時間が長いと、レジンアクセサリーが黄ばんだり、くすんだりする可能性があります。
硬化時間は、必ず説明書を確認してください。 - UVレジンの場合
UVレジンは、紫外線に当てると硬化します。
レジン液を型に流したら、型をUVライトや日光に当てます。
硬化時間は、商品や光源によって異なりますが、一般的には、数分から数十分かかります。
硬化時間は、レジン液の量や色、封入素材などに影響されます。
硬化時間が短いと、レジンアクセサリーが柔らかくなったり、ひび割れたりする可能性があります。
硬化時間が長いと、レジンアクセサリーが黄ばんだり、くすんだりする可能性があります。
硬化時間は、必ず説明書を確認してください。
以上が、レジン液を硬化させる方法です。
レジン液が完全に硬化したら、レジンアクセサリーを型から取り出します。
型から取り出すときは、型を少し曲げたり、やさしく押したりして、レジンアクセサリーを外します。
型から取り出したら、レジンアクセサリーの仕上げを行います。
6. レジンアクセサリーの仕上げ
レジンアクセサリーの仕上げには、以下のような手順になります。
- 余分な部分をカットする
レジンアクセサリーには、型から溢れたり、気泡が割れたりした部分がある場合があります。
これらの部分は、カッターややすりなどでカットしたり、削ったりして、整えます。
カットや削りのときは、手袋やマスクなどを着用して、レジンの粉塵に注意してください。 - 表面を整える
レジンアクセサリーの表面には、傷やくすみ、ほこりなどがある場合があります。
これらの部分は、やすりや布などで磨いたり、拭いたりして、整えます。
磨きや拭きのときは、優しく行って、レジンアクセサリーを傷つけないように注意してください。 - 光沢や保護を与える
レジンアクセサリーの表面には、仕上げ剤を塗ったり、吹き付けたりして、光沢や保護を与えます。
仕上げ剤は、レジンアクセサリーが完全に硬化した後に、塗ったり吹き付けたりします。
仕上げ剤を塗るときは、均一に塗るように注意してください。
仕上げ剤を吹き付けるときは、換気を良くして、マスクなどを着用してください。 - パーツを付ける
レジンアクセサリーには、ピアスやチェーンなどのパーツを付けて、完成させます。
パーツを付けるときは、穴を開けたり、接着剤を使ったり、金具を使ったりします。
パーツを付けるときは、レジンアクセサリーを傷つけないように注意してください。
以上が、レジンアクセサリーの仕上げの方法です。これで、レジンアクセサリーの作り方は完了です。
総集録
レジンアクセサリーの作り方を初心者向けに分かりやすく解説しました。レジンアクセサリーの作り方は、以下の5つのステップになります。
- 必要な道具や材料を揃える
- レジン液を準備する
- レジン液に色や素材を混ぜる
- レジン液を型に流す
- レジン液を硬化させる
レジンアクセサリーは、自分の好きな形や色、素材を組み合わせて作ることができるので、自分だけのオリジナル作品を作ることができます。
レジンアクセサリーを作るのは、とても楽しいですが、注意点もあります。
レジンは、肌や目に刺激を与えたり、アレルギーを引き起こしたりする可能性がありますので、作業の際には、手袋やマスク、メガネなどを着用して、安全に作業してください。
また、レジンは、火気や高温に弱いので、火のそばや直射日光の当たる場所での作業や保管は避けてください。
レジンアクセサリーを作るときは、説明書や注意書きをよく読んで、正しく使ってください。
レジンアクセサリーを作るのは、簡単で楽しいですが、安全第一で作業しましょう。
コメント